
春先に植えた植物たちは気温が上がるにつれ、ぐんぐん勢いを増して生長していることでしょう。しかし、暑い日が続いたり、じめじめとした日が続くと元気がなくなっていく植物も目にするようになります。
そこで今回は植物たちの上手な夏越しについてお話しします。
水やりは朝、夕の涼しい時間帯に行いましょう。強い太陽光で葉についた水滴がレンズのような役割をして葉焼けの原因になるのを防ぐためです。
また、日が良く当たる場所にある鉢植えの場合は暑い時間帯に水やりをすると鉢の中の温度があがり、鉢の中が煮えたように熱くなってしまうことがありますので気をつけましょう。また、巻いたホースの中にある水がお湯のように熱くなっている場合があるので、植物にあげる際は水の温度を確かめてから与えましょう。
葉の先端や縁が赤茶けたり、黒っぽく変色したり、色素が抜けたように黄色~白っぽくなったりと強い光を浴びることで葉焼けしてしまうことがあります。
葉焼けが進むと、枯れてしまうこともありますので早めの対処が大切になります。
対策としましては、移動が可能な鉢やプランターは日陰~半日陰程度の場所に置いたり
遮光のし過ぎに気をつけて、遮光ネット(遮光率40~60%くらい)や寒冷紗などの利用も良いでしょう。