
スタミナ健康野菜として、またイタリアンや中華の素材として人気のニンニクですが、家庭菜園でも作ることができるのをご存じでしょうか?植えつけてから8か月以上もかかるニンニク栽培ですが、いつも決まった種類の野菜ばかりになってしまう畑の一画などにとてもおすすめです。
ニンニクは酸性土壌を嫌う植物です。植えつけする1~2週間前に苦土石灰をを施しましょう。堆肥や野菜用の肥料なども十分に混ぜ込み、よく耕しておきます。
植えつけは北海道札幌で9月中旬頃より、朝晩涼しく感じられるようになったら適期です。暑い時期の植えつけは腐れや病気になりやすいので気を付けましょう。
球根を準備します。”ホワイト6片”は寒い地域で育てるニンニクではとても良いものです。(当店でも絶賛販売中です)1片ずつばらし薄皮は付けたままで植えつけます。
たっぷりと水を与えた土壌に、5~6cmの深さ、15cm間隔で、とがった方を上にして植えつけます。ふんわりと土をかけ、たっぷりと水を与えます。黒マルチを使うことをおすすめします。
雪がとけて新芽が動き出したら追肥をします。肥料不足ではやせたニンニクになってしまいますので一か月後位にもう一度追肥するとよいでしょう。
花芽が上がってきたら、つぼみのうちに摘み取ります。球根に栄養が行きわたるよう花は咲かせずに摘み取り、ニンニクの芽としておいしくいただきましょう。