
グリーンネックレスは、アフリカ南西部が原産の蔓性植物で多肉植物のひとつです。緑色の小さな玉が連なって育つことから「緑の鈴」とも呼ばれています。
ころころした緑色の葉は空間をおしゃれに演出することから人気のある植物です。吊り鉢やハンギングタイプに植え込んでグリーンネックレスの枝垂れる姿を楽しむのも素敵ですね。
また普通の鉢でも少し高い場所に置くと鉢から葉を枝垂れさせることができ、葉が痛む原因となる蒸れも防いでくれるでしょう。写真は、イルカに似ていることから‘ドルフィンネックレス’と呼ばれているグリーンネックレスの仲間です。
乾燥地帯で自生しているグリーンネックレスは、過湿状態が苦手で、土は通気性があり水はけの良いものをおすすめします。多肉植物用の培養土やサボテンの土などが市販されていますので、それらを使用すると便利です。温かい時期は戸外でもよく育ちますが、夏の強い日差しは葉焼けを起こしてしまうので避けましょう。また室内でも気軽に育てることができますので風通しの良い明るい場所に置き、水は表土が乾いてからたっぷりあげ、受け皿の水は必ず捨てるようにしましょう。