
初秋から春先の花の少ない時期に、カラフルで愛らしい花を咲かせて、花壇や鉢植え、寄せ植えに欠かせない花として古くから親しまれています。名前の語源はラテン語の「Primus」で「最初」という意味があります。他の植物より先に開花することから名前がついたと言われています。耐寒性が強く、初心者の方でも育てやすいです。
プリムラは、パンジーやビオラと同じくらいに、カラフルな色があります。赤、ピンク、白、黄色、オレンジ、青、紫、複色などたくさんあります。
形も一重咲きや八重咲き、フリル咲きやサクラの花弁のような形まであり多彩です。
室内の窓際や、雨風が当たらない軒下や建物のそばが良いです。雨風が強く当たってしまうと傷んでしまいます。半日以上日の当たる場所が好ましいです。品種によっては半日陰を好む種類もあります。
水やりは、土の表面が乾いてから、花や葉に水をかけると傷むので株元にかけてください。回数多く水やりをして土が常に濡れていると根腐れを起こしてしまうので注意が必要です。ただ乾燥に弱いので、開花中は特に水切れに注意しなくてはいけません。
長い間開花するので、肥料も切らさないようにしてください。リン酸が多めの緩効性肥料を規定量与えてください。
終わった花や黄ばんだ葉は、こまめに取り除いてください。