
年の初めの1月のテーマは、古来よりおめでたい時やお正月に飾る「梅」についてです。
梅は、まだ寒さが厳しい中で先立って咲く事から「百花の魁(ひゃっかのさきがけ)」と呼ばれ、先に花が咲くというのを、「先に結果を出す、世に認められる」という事で、おめでたい材料と考えられているようです。
雪印種苗の構内にもいくつか梅の樹があります。
中でも274号線側の温室店舗から苗木売場に向かう小路沿いには、梅とあんずの交雑種‘豊後梅‘という立派な梅の樹があります。原産地は大分県ですが耐寒性が強く北海道などの寒冷地でも多く栽培されています。寒い冬の中、花芽が確認できました。
梅の中には花を主に楽しむ「花梅」と豊後梅のように花も実も楽しめるものがあります。
写真はゴールデンウイークに撮影したものです。薄紅色でとても可愛い花が枝を覆うように咲き、見応えがあります。