
ブルーベリーの種類にはラビットアイ系とハイブッシュ系
があります。中でもハイブッシュ系はサザンハイブッシュ系とノーザンハイブッシュ系とに分かれます。酸性土壌を好み(ピートモスを施すことで酸性土壌を保つ)中低木なので大きくなりすぎず、虫の被害の心配のほとんどないブルーベリーは家庭での果樹栽培にピッタリです。
ラビットアイ系のブルーベリーは暖地に向いていると言われる品種ですが、札幌あたりでも越冬方法などに気を遣えば冬越しし、実をつける例があります。ピンク色で完熟するピンクブルーベリーなどもこの系統に属し、かわいらしい実とラビットアイ独特の食味を楽しむことができます。ラビットアイ系同士で異なる2品種を植えると互いに交配しよく実をつけます。
ハイブッシュ系のブルーベリーは特にノーザンハイブッシュ系は寒冷地の栽培に適しており、たくさんの品種があるのでいろいろな食味を楽しむことができます。実が青いうちはまだ若く酸っぱいので、黒っぽくなり少し柔らかくなってきたころが食べごろです。一度に熟さず少しずつ熟してくるので、収穫の期間を長く楽しむことが出来ます。